会社が新宿に引っ越して驚いたのが西口で詩集(私の志集)を売っている人がまだいたことである。
僕が高校生のころからいる気がする。気になって何度か買ったことがあったけど、きょうまた買った。前に買ったときは同じのだったのでもしかしたら今回も…と思ったら新作で安心した。
詩を書いているのはあの女性の夫らしい。むかしなにかの雑誌で読んだ。詩集には年齢が書いてあって、あの女性は50歳、夫は86歳と書いてあった。年の差があることは知っていたが、もうけっこうな年になっていた。僕も40だし。
詩集を売ってる人がいて、タイガーマスクが新聞を配り、いろんな国の人が住んでいる新宿は自由度が高い。西口の歩道橋の階段の下だけ排気ガスと油のにおいがまざってインドやタイと同じ匂いがするのもおもしろい。
新宿を称えるつもりが枕草子みたいな文になってしまった。